2022/09/27 23:52
染料を抽出した後のコーヒー豆を消石灰に漬け込んで雑菌を消毒して取り出します。
ゴミから食料を生産する完全循環型の取組みのスタートです。

この後、栄養分となる麦芽を混ぜます。この麦芽も本来はビール工場から出た捨てられるはずだったモノを再利用しています。

染料抽出後のコーヒー豆、チャフ、麦芽を混合します。

キノコの種菌を加えます。その後、直射日光と乾燥を避けながら40日~60日かけて培養します。

最終は温度変化や紫外線の照射、水などとの反応によってキノコが発生します。

このように本来捨てられる筈だった賞味期限切れのコーヒー豆から染料を抽出した後の粕を使ってキノコを栽培した後に、
最終は肥料として土に還す完全循環型のゼロエミッションを実現しており、更なる用途の研究と開発が現在も進んでいます。